私とアクセサリー vol.1出会い

早いものでジュエリー・アクセサリー業界に足を踏み入れて、20年以上の歳月が流れました。
これまで、今も百貨店のアクセサリー売場でおなじみの数々のブランドに携わってきました。
そもそも、まったく興味のなかったアクセサリー。新卒で入社した4℃でジュエリー部門に配属されたことが、私とアクセサリーの出会いでした。金、銀、ダイアモンドくらいは知っていたかと思いますが、アクセサリー知識は明らかに一般女性の平均以下だったと思います。でも、仕事ですから覚えるしかありません。職人さんと直接やりとりしながら、いろいろなことを学び、女性を虜にするアクセサリーの美しさが生み出される秘密のひとつが「職人の腕と思い」にあることを知りました。そして、職人の心を映し出して輝くアクセサリーを手にして、瞳を輝かせる女性たちの笑顔。このアイテムに潜む貴金属としての財産価値以上の何かを感じ、この仕事にのめりこんでいくことになります。
クリスマスやホワイトデーのプレゼントの定番として大量生産される商品も、ひとつひとつが誰かのたったひとつの大切なもの。
それを自分のポリシーとして、良いものを作りたいの一心で、時には職人さんと熱く意見を交換しながら何千本、何万本のアクセサリーをこの世に送り出してきました。それらはまさに子どもたちのようなもの。手塩に掛けた子どもたちが、誰かの指で笑顔という輝きに照らされ光輝く。その瞬間がとても幸せでした。まさに誰かを笑顔にできる仕事。
そう、ここに私の仕事の原点があります。

2014/07/01

私とアクセサリー vol.1出会い

早いものでジュエリー・アクセサリー業界に足を踏み入れて、20年以上の歳月が流れました。
これまで、今も百貨店のアクセサリー売場でおなじみの数々のブランドに携わってきました。
そもそも、まったく興味のなかったアクセサリー。新卒で入社した4℃でジュエリー部門に配属されたことが、私とアクセサリーの出会いでした。金、銀、ダイアモンドくらいは知っていたかと思いますが、アクセサリー知識は明らかに一般女性の平均以下だったと思います。でも、仕事ですから覚えるしかありません。職人さんと直接やりとりしながら、いろいろなことを学び、女性を虜にするアクセサリーの美しさが生み出される秘密のひとつが「職人の腕と思い」にあることを知りました。そして、職人の心を映し出して輝くアクセサリーを手にして、瞳を輝かせる女性たちの笑顔。このアイテムに潜む貴金属としての財産価値以上の何かを感じ、この仕事にのめりこんでいくことになります。
クリスマスやホワイトデーのプレゼントの定番として大量生産される商品も、ひとつひとつが誰かのたったひとつの大切なもの。
それを自分のポリシーとして、良いものを作りたいの一心で、時には職人さんと熱く意見を交換しながら何千本、何万本のアクセサリーをこの世に送り出してきました。それらはまさに子どもたちのようなもの。手塩に掛けた子どもたちが、誰かの指で笑顔という輝きに照らされ光輝く。その瞬間がとても幸せでした。まさに誰かを笑顔にできる仕事。
そう、ここに私の仕事の原点があります。

2014/07/01